ワインおたくの夫と食べること大好きな妻の貧乏暇無し日記。フランス・ロワール地方でぶどうの有機栽培とワイン醸造に挑戦しています。


by maisey

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ボジョレーヌーボー

ハッピー・ボジョレー・ヌーボー!(って言います?)
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時差があるから日本より半日遅いフランスでのヌーボー解禁でした。
日本では本当に色々な種類があって解禁の前に予約までしなければならないようですが、こちらでは別に宣伝もされず、スーパーに行ったら一応4種類くらいのヌーボー(全て3ユーロほど)が置いてあるのを見て私も思い出したくらいです。

周りを見ても買っている人はいないし、置き去りにされている模様のヌーボー...
でもせっかくだし、と一本買って来ました。

夕飯はオムライスにしようと思っていたのですが、フランスでの初ヌーボー解禁日ということで予定変更、カスレを作る事にしました。
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バスクのママンが持たせてくれた鴨のコンフィを使って、もちろん彼女のレシピで。
ラルースのレシピも読んでみたのですがとにかく面倒くさいし時間がかかる。
買い物から帰宅したのが夕方5時を回っていたのですぐ材料を切って薪のストーブの上にお鍋を乗せてコトコトすること数時間...
シチュー状のカスレを大きめのココットに入れてオーブントースターで少し焼きます。

やっぱり調理時間が足りなかったのか水っぽいカスレになってしまいましたが、このあっさり感がヌーボーの軽い口当たりに良く合う気も(プラス思考)。

私たちにとってボジョレー・ヌーボーはワインの質がどうこう言うようりも、単に美味しいものを食べる言い訳だったりするのでした。
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by maisey | 2009-11-20 17:21 | ワイン

やってきた!

ずーっと欲しくて、でも住所がずっとなかったので注文できなかった本をやっと注文することができました。
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ラルース料理百科事典(英語訳)!
友達が持っていて1ヶ月間借りたことがあったのですが、食材や料理のテクニックや歴史そしてもちろんレシピが盛りだくさんの百科事典。
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全1261ページ、約3.5キロという重さとかさばり具合から「カナダに帰ってから買えば」と言うオットを説得するのに数ヶ月要しましたが、マルシェに行って知らない食材を見る度に「あ〜あ、ラルースがあったらなあ」としつこく言っていたら折れてくれました。

今までレシピはネットで探すのが常でしたが、ネットだとひとつの料理でも本当にたくさんのバージョンが見つかりますよね。
そこがネットの良いところなのですが、私のように料理の基礎を学んだ事がない者にとってはどれが基本の作り方でどれが応用か(特に外国の料理となると)検討もつかないことが多々あります。
だからラルースのようにゆるぎない「基本」がどーんと載っている辞典があったら、基本を知って、それで初めて応用も楽しめるようになるんじゃないかな、と思ったのです(と言って説得した)。

例えばこんな野菜をマルシェで見かけるようになりました。
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Salsifyというこの野菜、ラルースで見つけてみると品種の違いや味の特徴、そして調理の仕方がいくつか載っています。
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そのくせゴボウに似ているからといって勝手にキンピラにしてしまいましたが(笑)次回はラルースが言うようにグラタンにでもしてみようかと思いました。

それにしても百科事典というものは楽しいものですね。
例えばデミグラスソースのことを読んでいるとブラウンソースという言葉がひっかかる。
そこでブラウンソースと引いてみる...といった具合にエンドレスに楽しめちゃうのはまるでインターネットのよう(百科事典が先ですが)。
これからも楽しませてくれそうです♪

そしてもう一つ、待ち焦がれていたのはストーブ!
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私たちが借りているのはリフォームしてホヤホヤのステュディオで、引っ越して来た時はストーブが付いてなかったんです。
先週やっと新品のストーブ、と言っても昔ながらの薪をくべるタイプが我が家に取り付けられました!
ちなみに火をおこすのは思ったより大変。。
朝なんか出かけるまでにやっと火がおこせたと思ったらもう出る時間、なんて感じで。
でも火の暖炉はこんなに小さくても暖かくなるし、見ているだけでも暖かい気分に。
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そしてストーブの上にお鍋を乗せてスープをコトコト煮たり、↑の写真のような使い方もできちゃうんです...なんだか分かりますか?
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そう!焼き芋を作ってしまいましたー!
こういうのが私たち夫婦にはたまらなく楽しかったりします。

そしてもうひとつ我が家にやってきたといえばやっとインターネットが繋がりました。
これでもう隣町まで行かなくて済みます。
嬉しいと同時に今日は夫婦ふたりしてずっとネット漬けになってしまったので、ちゃんと自己管理が出来るようにならないとなあと反省しているところです。
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by maisey | 2009-11-18 01:10 | フランスの日々

秋の遊び

ラ・サンソニエールでの収穫が終わってからもこの地域に残ることに決めた私たち。
1年のワーホリビザは5月末に切れてしまうので、11月から3月末までぶどう樹の剪定の仕事をしてここに留まり、残りの2ヶ月はアルザスやブルゴーニュなど他のワイン産地を巡る予定です。
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ちょうどマークのお隣の敷地内のステュディオを借りることになったので、これからもマークにいろいろ教わることができるね、と意気揚々に引っ越してきたのが今から2週間前です。
住むところが決まってからは、遅い収穫をするドメーヌでちょこちょこ収穫の仕事をしながら剪定の仕事探しを始めました。
履歴書を配ったり、近所の組合やスーパーの掲示板に「カナダ人夫婦、剪定の職求む」と張り紙を貼ったり、マークも知り合いの生産者に聞いて回ってくれたりしてもなかなか手応えがなくて心配し始めたところやっと最近仕事が決まってホッとしているところです。

さてこの辺りでも朝晩は冷え込み、周りのぶどう畑の葉っぱも黄色くなってすっかり秋らしくなりました。
秋の澄んだ冷たい空気はおいしいし、木々に落ちる柔らかい光も美しい。
でも秋の楽しみといえばなんと言っても自然の恵みを摘んだり拾ったり。

生でもオーブントースターでローストしても料理に使っても美味しいくるみは大きなかごにいっぱい拾い、coing(カリンのような果実)はあまりにたくさんの実をつけるので保存しようにも追いつかないほど。
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マーク家も我が家も4つ切りにして缶詰にしたり、ペーストにしたり、せっせと保存して冬のデザート用に備えています。

そして収穫の際に未熟だからと採らずに残したたくさんの小さなぶどう、マークにどうするのか聞いてみると何もしないとのこと。
マークが丹誠を込めて作ったぶどう、小さくても美味しいワインが作れるに違いないということで残り物を収穫させてもらい、自分たちで飲む分のロゼを作ることになりました。
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小さな小さなぶどうは摘むのは時間がかかる面倒くさい作業でしたがなんとか2人で大きなゴミバケツに3杯分収穫しました。
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あまりにも少ない量なのでプレスは使わず足で踏みつぶすことにしたのですが、夕方に外で裸足でぶどうを踏みつぶすというのは...寒い!!

でも暗くなるまでにはマークが貸してくれた28リットルの発酵容器2つ分のジュースを絞りました!

ひとつはマークの作る少し泡立つ甘口のロゼ・ダンジュール風に、もうひとつは辛口のロゼを作ろうと思っています。
もちろんマークにのようにイーストは一切加えず、ぶどうの中に存在する野生酵母だけで発酵させます。

1週間ほど経った今、うちの台所の床でフツフツと発酵しています。
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by maisey | 2009-11-11 00:49 | フランスの日々

ブレトン

今からちょうど2週間ほど前、収穫の合間を縫ってブレトンに遊びに行って来ました。
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目的地はサン・マロ(St Malo)という海沿いの町。
私たちと同様カナダからやって来てフランスで1年を過ごした友人カップルが1週間サン・マロ近くのステュディオを借りたので私たちも週末だけ遊びに行きました。

サン・マロは曇り空が似合う、しっとりとした美しい町並みだったし、車で45分ほどで行けてしまうかの有名なモンサンミシェルも素晴らしかったのですが、美味しいものに目がない私たち4人にとって週末のハイライトはコンカル(Cancale)という町でした。
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それは牡蠣の町だから!
引き潮の浜には一面牡蠣の養殖棚が広がり、そのすぐ手前には牡蠣のスタンドが6〜8件様々な種類の牡蠣を売っています。
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値段は1ダース(12個)で3ユーロの激安牡蠣から1ダース16ユーロという豪華な牡蠣までまさにピンキリ。
私たちは2カ所のスタンドからそれぞれ2種類6個ずつ、全部で4種類24個の牡蠣を購入し、その場でテイスティングしてみることに。
手際の良いおばさんがチャッチャと殻を開けてくれている間にオットがいなくなったと思ったら近くの酒屋まで走って牡蠣に良く合うロワールのムスカデ(muscadet)を買って来ました。
コルクを開けてくれと頼むと酒屋さんも慣れているのでしょう、プラスチックのグラスまでくれました。

さてスタンドのすぐ脇の階段に座ってみんなで牡蠣をテイスティング!
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ある昼下がり、空の下、レモンをチュッと絞って牡蠣をチュルッと吸い込み白ワインをグビッとやる幸せといったら。。罰当たりそう。。
ムスカデはレモンのような爽やかな味が牡蠣によく合うのですが、牡蠣の味が口に残るうちにワインを口にすると樽の香ばしさが感じられてまたとても美味しい。
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そして何と言っても食べ終わった牡蠣の殻をその場に投げて捨てる楽しいこと!
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足元はこのように牡蠣の殻の山となっていました。
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この平たい牡蠣は1ダース16ユーロの豪華牡蠣。
他の牡蠣に比べて潮の味が弱く、繊細な味。
6つしかない豪華牡蠣は男性陣は1つずつ、女性陣が2つずつ食べてあっという間にテイスティングは終わってしまいました。
物足りない女性陣のリクエストでもう1ダース追加してその場で食べ、その日の夜にバーベキューするように3ダース持ち帰りました。(どれだけ牡蠣食ってるのでしょう。。)

ステュディオのバーベキューは思ったよりも小さなもので熱くするのに一苦労しましたがみんなで寒い夜空の下、開いた牡蠣を順番で一人ずつ食べました。
熱い出汁をすすって焼いた牡蠣を食べるのもこれまた美味。
チュルンと甘い生牡蠣と旨味のある出汁の焼き牡蠣、どっちの方が美味しいだろうか、なんて意味の無いことを話し合いながら夜は更けていきました。

この友人カップルは去年の秋からフランスに来ていたのでつい1週間前、一足先にカナダに帰って行きました。
私たちがパリに居た頃は2週間もステュディオで共存した仲だし、もともとこの二人がカナダを飛び出してフランスに来たことで私たち夫婦もフランス行きを決心できたようなもの。

だからフランスが大好きで帰りたくない!と言いながらも帰らなければならなかったこの二人を見て、仲良しの友人と別れる寂しさと同時に、私たちのフランス滞在もいつか終わりが来るんだ、と更に切なく思ったのでした。
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by maisey | 2009-11-03 00:16 |

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