ワインおたくの夫と食べること大好きな妻の貧乏暇無し日記。フランス・ロワール地方でぶどうの有機栽培とワイン醸造に挑戦しています。


by maisey

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買いもの

最近、大きな買いものをしました。
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あまりにも大きくて重いので「買う」と決めてから、どうやって運んで帰るか、運ぶ手段が決まってもどうやって車に乗せるか、そしてどうやって車から降ろすか、3拍子揃わないと取りにも行けませんでした。

それはぶどうを潰すための圧縮機。
それもこんなの。↓
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この「昔ながら」の圧縮機は最近では花壇やオブジェとして町のいたる所に飾られたりするのですが、私たちはあえてこういう圧縮機を探していました。

そして、あるおじいさんがずっと大事に使ってきて、とても良い状態のものをネットで見つけたので買い取ることにしました。

しかしこの圧縮機、土台がコンクリート!とてつもなく重い!

荷台に乗せるにも一苦労。
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荷台から降ろすのにも一苦労。
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助っ人に来てくれた近所の農家のおじさん、大きな藁の固まりを持ち上げるため(専用)と思われる機材で来たからどうするつもり?と見ていると、なんと土台に紐をくくり付けて、それを引っ張り上げるという荒技!

紐が切れたらどうしよう...
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ぶらーんと揺れて、こ、こわい!

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私もオットも気が気でなかったけど、農業経験ウン十年のおじさんのやり方にごちゃごちゃ言わない方が良いだろうと思ってお任せしました。
危うい場面もありましたが、なんとか無事着陸した圧縮機。

それにしてもあまりの重さで、おじさんの藁持ち上げ機(勝手に命名)がちょっと曲がってしまいました。
恐ろしや、圧縮機の土台...

もうひとつ、最近の大きな買いものはこれ。
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私たちずっと、パリで買った小回りの利く小型車に乗っていたのですが、そろそろルノー、Clioで畑仕事というのも限界かなと。

これならいろんなものが積めて便利です。
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by maisey | 2010-08-29 07:36 | 醸造

途中経過

私たちのぶどうも色付いてきました。
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紫色の実は美味しそう!と思ってつまんでみたけどまだまだ酸っぱい。
ぶどう全体が色付いてから収穫までは約45日と言われています。
ドキドキ。
ここ最近、朝晩はずいぶん涼しくなりました。
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by maisey | 2010-08-17 20:35 | ぶどう畑・夏

化学者、月へ行く

ここアンジュ地域では有機栽培でぶどうを育てる生産者がとても多く、経験20年以上の大御所から始めたばかりのホヤホヤ若手生産者まで、ダイナミックなコミュニティが出来上がっています。
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それでもこの地域の見渡す限りのぶどう畑のほとんどはviticulteur conventionnel(慣行農法の生産者)によって栽培されています。

慣行農法とは「各地域において、農薬、肥料の投入量や散布回数等において相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと」(農林水産用語集より)で、簡単に言ってしまえば除草剤や殺菌剤、化学肥料を使って栽培されているということです。

私たちは新参者だしフランス語の細かいニュアンスまで汲み取れる語学力はありませんがそんな私たちでもこの地域のビオ(有機栽培)生産者と慣行栽培の生産者の間の軋轢はひしひし感じます。

ビオ側は化学合成農薬を撒く慣行生産者をchimiste(化学者)と軽蔑をこめたあだ名で呼んだり、逆に慣行栽培側はビオの畑は雑草だらけで汚らしく、ワインの値段も高くてスノッブだと罵ったり、諍いはきりがないのですが。

私たちは有機栽培でやると決め、周りのビオ生産者にたくさん助けられ、すると友人の輪も自然とビオ生産者で固められていきました。
彼らと情報交換や機材の貸し借りをしたり、自分たちの畑をビオと認定されるよう登録したり、ビオ生協の会員になったり、だんだんとビオに染まってきました...

でも私たち、実は仕事は『化学者』の元で仕事をしているわけで。

出来ればビオ生産者の元で仕事をしたかったけど競争が激しくて、行き着いた先がここ。

上司のおじさんが除草剤を撒いた後はくっきりと四角く草が死んでいるので、そういうのを見る度に嫌だなあ、もうこの人と仕事をするのは辞めよう、と思うのですが、このおじさん、良い人なんですよね、困ったことに。
手助けが必要な時、実は一番頼りになるのもこのおじさんだし。
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農薬を使った農作物は消費者の安全に関わるものですが、生産者の安全にも直接関わります。
農薬を撒いた後の畑で仕事をする私たちの健康もそうですが、農薬を撒くおじさん本人の健康はもっと冒されていると思います。
この人、いつか体を壊すだろうな、と心配しつつも彼の低価格のワインは普段飲みには持ってこいなので買ってしまう。
そして私たちのように低価格を求める消費者が途絶えない限り、おじさんは農薬を撒き続けるでしょう。

悪循環だと分かってはいるのですけどね。
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それにしても除草剤を撒きまくってつるっぱげになってしまった畑の表面は異様だ。

固くなってひび割れたこのような畑は「月のよう」とこれまた皮肉を込めて言われるのだけれど「月でぶどうを作る」とはこれまた異様なイメージだ。
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by maisey | 2010-08-11 16:30 | ぶどう畑・夏

つる

キャベルネ・フランはくっ付くのがお好きなようで。
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となりにちょっかい出したり...
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からみあったり...
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蔓(つる)の勢いが半端なくて、ワイヤーのない畑ではあちこち枝同士が絡まって大変。
風が吹いてしまうと何本も絡み合った枝は重みでだらーんと下に垂れてしまって、ひどい時は折れてしまったり。
日本から訪ねてきた両親と一緒に絡んだ蔓をちょっとお掃除しました。
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ちなみにこれはグロロ・ノワールの実。早く色付かないかな、とソワソワしています♪
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by maisey | 2010-08-04 02:09 | ぶどう畑・夏

L'assiette aux fleurs

いつもと違うマルシェで見つけた野菜たち。
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小さな茄子、小さな黄色いズッキーニ、あらゆるハーブなどなど普段行く小さなマルシェではないものがたくさんあって思わず買い込んでしまいました。

写真の真ん中の葉野菜はあまりにもきれいで買わずにはいられなかったもの。
知ってるだけでもblette、bette、cardeと3つの名前がある葉野菜なのですが
普通は茎の部分がもっと太くてごっつい。
今回買ったものは茎も人の指くらいの細さ。
食べられる花束みたいで私の心の底に潜んだ少女趣味に度ストライク。

大きなキュウリを鉛筆を削るような形に齧りながら接客をしてくれたお兄さんは
L'assiette aux fleurs(お花の皿)という農家をやっていて、その名前にぴったりの美しい野菜ばかり売っていました。
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by maisey | 2010-08-01 21:54 |

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