ワインおたくの夫と食べること大好きな妻の貧乏暇無し日記。フランス・ロワール地方でぶどうの有機栽培とワイン醸造に挑戦しています。


by maisey

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カトマンズの味

バンクーバーに住んでいた頃、自分の友達・知り合いは全員連れて行ったのではないか、と思うほど、お気に入りスポットだったのはネパール料理のカフェ・カトマンズ

それまでネパール料理なんて食べたことがなかったけれど、もともとカレーが大好きだった私は、インドカレーよりも優しい味のカレーや、香り高い素材の味ひとつひとつ大事にされているような前菜の数々にはまってしまい、何度も足を運びました。

「あ〜お腹すいた。フォーが食べたい」
「あ〜お腹すいた。今日の夜はどこどこのキムチ鍋にしない?」
「あ〜お腹すいた。なんかインドカレーの気分。行ってみる?」

おいしいエスニック(和食も含め)は外で食べる、が常識だったバンクーバーでの生活では、うちごはんはラムの煮込みだの、チキンのオーブン焼きだの、パスタだの、洋が多かったように思います。

2年前に田舎に引っ越してきてからというもの、おいしいエスニック(特に和食)が食べたければ自分で作らなければならない、が常識になり、うちごはんも2日に1回は和食、インドカレーが食卓にのる頻度激増、などなど、大幅に変化しました。

この日の夕飯はネパール料理のレシピ本から、オットはネギと鶏肉のカレーを、私はじゃがいもとカリフラワーのカレーを作ってみました。
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水は一滴も入らない、ドライ系のカレー。
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チキンカレーには香菜とネギの小口切りをちらします。でもでも、オットよ、ネギの切り方がなんだか豪快ですけど...
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美味しかった。お腹いっぱい。一緒に作って楽しいし、またひとつ勉強になったし。

でもやっぱりカフェ・カトマンズの味とは違うんだよなあ。だからバンクーバーを訪れる度に食べに行ってます。

Cafe Kathmandu
2779 Commercial Dr
Vancouver, BC
(604)879-9909
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# by maisey | 2009-01-07 05:38 |

冬太り

あけましておめでとうございます。

おとといバンクーバーから田舎の家に帰ってきました。体重計に乗るべきか、迷っているところです。

目の前のおせちを何となくだらだら食べてしまうように、クリスマスの季節はクッキーやらチョコレートやらパイやらが常に目の前にあるので何となーく食べてしまったり、ごちそうもつい食べ過ぎたり、ワインもスイスイ飲み過ぎたり、本当に危険なホリデーです。

クリスマスといえば七面鳥。放し飼いの七面鳥は皮の下の脂がぶよぶよしていなくてとても美味しかった。
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オットの母方の家族は日系カナダ人なのでお正月もお祝いしますが、日本のおせちとはまた違ったメニューになります。

おせちらしいものといえば、かまぼこと海老くらいで、あとはお刺身やお寿司が中心になります。今年は若い衆にあまり人気のないお煮しめが省かれ、おじいちゃんが畑で育てたかぼちゃの煮付けで代用。
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キンピラ、照り焼きチキン、そして薄味の焼きそばもこの家族のお正月の定番です。
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この焼きそばというのは、日本のソース焼きそばではありません。
オットの家族はひいおじいちゃんの代からスティーブストンという、バンクーバー空港のすぐ南にある小さな漁港町に住んできました。このスティーブストンは19世紀後半から日本人移民が築き上げた町で、日本の伝統を守る一方、本土とはまた違う文化が生まれてきたようです。

例えばこの焼きそば。中華のchow meinが元になっているようですが(現にchow meinと英語で読んでいる)、味付けは塩、酒、少しのしょうゆ、と和風にアレンジされたものがスティーブストンの家庭料理のひとつとなっています。

食い意地の張った私のプレートはてんこもり。
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茶碗蒸しはスコットランド系カナダ人のおじさんが毎年作ります。このおじさんは料理がとても上手なのでいろいろと任されていますが、茶碗蒸しの出汁代わりに七面鳥のスープを使うので、日本人の私には茶碗蒸しとは思えない...まあみんな美味しく食べてるからいいか。

さーて、体重計に乗るべきか、知らぬが仏か...
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# by maisey | 2009-01-05 05:27 |

ワインおたくとその妻の日常

ワインおたくの妻、なんてブログのタイトルをつけたのはワケがあります。

うちのオットはまさにワインおたく。仕事がワイン作りというだけではなく、暇さえあればワインの本やサイトを読み漁り、寝ている間もワインのことを夢見てるんじゃないかと疑うぐらい、頭の中はワインでいっぱいのようです。

オットはよく仕事を家庭に持ち込みます。
仕事から帰宅するなり「ちょっとテイスティングしてほしいんだけど」と言い、ワイナリーから持ち帰ったサンプルを数種類グラスに注ぎ、私は夕飯の支度の合間にそのワインを試飲し、どれが好きか答えなければいけません。

ワインは好きだけれど特に詳しいわけではない私は、
「右の方が好き。左はなんかうそっぽい味がする。」
などと曖昧も曖昧、適当も適当な回答をするのですが、それを聞いたオットは
「フムフム、やっぱり右ね。オーケー。」などと、真剣に考え込みます。
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この日はロゼの調整をしていたらしく、左はそのままの状態、右はビタミンC(Ascorbic Acid)と銅(Copper)を加えたもの。らしい。

そのままのロゼは還元臭がしたため、それを取り除くための実験をしたそうです。ちなみに還元臭とは、醸造段階やボトルでの熟成中に発生する硫化水素やメルカプタンなどによる匂いのことで、くさった卵のような匂いがするらしいです。

オットはこのロゼの還元臭はどちらかというと茹でたキャベツのような匂いがすると言っていました。私はあまったる〜いアメのようなジェリービーンのような味がすると思いました。

そんなことをあれこれ言いながら夕飯の支度を続けるわたしたち...まさにおたく道まっしぐらです。
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# by maisey | 2008-12-31 12:01 | ワイン

クリスマス

私たちはクリスマスとお正月はバンクーバーで過ごします。

25日はオットの核家族プラスおじいちゃんとでクリスマス。
26日は私の元ホームステイ家族とクリスマス。
27日はオットの大家族(おじさん、おばさん、いとこなどを含む)とクリスマス。
28日は海外出身でバンクーバーに家族がいない友達数人と毎年恒例の「孤児」クリスマス。

大勢でわいわいご飯を食べるのは、ふたり暮らしの私たち夫婦にとって、とても楽しいものですが、さすがに4日連続はキツいです。

クリスマスの季節になると、誰にどんなプレゼントをあげよう、といつも悩むのですが、食べることが大好きなオットの家族には食べ物をあげることにしました。

オットのおじいちゃんにはあんぱんを作りました。あんこを煮て、パンを焼いて...オーブンに入れる前にはさみで切り込みを入れる、と、どこかで読んだので真似してみたけれど切り込みが小さすぎて、へんてこなおへそのようになってしまいました。
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おじいちゃんは今病院にいるのであまりたくさんあげても良くないかな、と思って形のいい2つだけラッピングして持って行ったら、お見舞いに来たおじさんがひとつ食べてしまったとか。

みんなも好きだって知っていたら全部持ってくれば良かった...
しかし時はすでに遅し。残りは「これ、形が変だから人にあげられないしねー」と言いながら、焼いたその日にオットとふたりで食べてしまいました。

私たちが田舎で食べているオーガニックのお肉をいつもうらやましがっているお義母さんにはお肉のプレゼント!
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バイソン(野牛のようなもの)のシチュー肉と丸ごとチキンにリボンをかけてプレゼントしたら、大爆笑でした。結局バイソンはクリスマスの日に私がシチューを作り、みんなで食べました。

なんか人にあげたもの、ちゃっかり自分も味わってますね。
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# by maisey | 2008-12-28 05:34 |

はじめに

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私は日本人、オットはカナダ人。

大学時代は私は映画製作専攻・人間科学副専攻、オットは機械工学専攻、物理学副専攻。

ただいまフランスはロワール地方(もっと細かく言うとアンジュ地域)で夫婦でぶどう作り、ワイン作りに奮闘しています。

なぜこんなことになったのか、これまでの私の人生を振り返ってみると...

生誕

↓(中略)

高校卒業と同時にカナダ(バンクーバー)へ留学。



在学中にワインおたくのオットと知り合う。
当時ワイン批評を仕事にしていたオットだったが「ワインの製造側を見てみたい!」と現場で半年研修し、ワイン作りの面白さに目覚めてしまう。



大学卒業後、ワインが作りたいというオットについてバンクーバーから車で5時間ほどのワイン産地、オカナガン地方へ引っ越す。



ちらっとビデオ編集の仕事をしながらもほとんど専業主婦のような生活を丸一年して飽きてしまい、農婦デビュー。ぶどう畑で働き始めることに。



私は畑、オットは醸造蔵で働くなかで、有機栽培やビオディナミ農法に興味を持つもののオカナガンのワイン産業は歴史が浅くかなかなか情報が見つからず。



ワインの本場フランスに行っていろいろ学んで来ようと決心。年齢がゆるすうちにワーホリで一年間滞在してみることに。
パリで語学をちょろっと学んだ後、ワイン生産者を訪ねたり収穫の仕事をしながらフランスを旅する。



「自然派ワイン」と呼ばれるワインを作る生産者の多いロワール地方、アンジュ地域に辿り着く。
そこでビオディナミ農法を取り入れたワイン生産者の中でも有名なマルク・アンジェリの元で収穫の仕事を1ヶ月する。
マルクのぶどう栽培、ワイン作りに対する姿勢に影響を受けまくる。



収穫の後もそのまま地域に残り、冬、春と剪定の仕事をしながらこれからの自分たちの人生の方向性について考え悩む。それこそ半年間ずっと悩む。



フランスでの一年も後わずか、という時、「フランスに残ってワインを作ってみる」ということが私たちにとって一番正しいことなのだ、と夫婦揃ってひらめいてしまい、小さなぶどう畑を購入する。

...となんとも行き当たりばったりな人生ですが。

ひとりだと怖いこともふたりだと出来ちゃう。

フランス語もまともに話せない、農業も初心者、ビジネスセンスも計画性もあまりない、それを補う度胸があるかと思えばふたりとも割と小心者、という私たちのワイン作りの夢への途中経過を綴っていきたいと思います。
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# by maisey | 2008-12-23 08:31 | 自己紹介

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