ワインおたくの夫と食べること大好きな妻の貧乏暇無し日記。フランス・ロワール地方でぶどうの有機栽培とワイン醸造に挑戦しています。
by maisey
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シードルの作り方
先日シードル用に採ったりんごの果汁を絞りました。
シードル作りは難しくはないけれどとにかく力仕事だということを実感した一日!ふぅ。
果汁を搾るためにはまずは腐った部分をナイフで切り捨てる作業から始まります。
どの程度の腐敗なら許せるかで、ブリタニー出身の友人とノルマンディー出身の友人(どちらもシードルの名産地)による意見の食い違いがあり、周りはちょっと迷惑しましたが(笑)。
それからきれいなりんごを果汁を絞りやすくするために粗砕します。
圧搾はワイン用のプレスで...
プレスの板の隙間からりんごの他に写っているもの、分かりますか?
りんごと一緒にわらを入れて圧搾します。
厳密には、わら、りんご、わら、りんご、と層になるように敷き詰めます。
こうすることで果汁が絞りやすくなります。
さて一つのプレスがいっぱいになったところでお昼を食べ、午後はまた別の友人宅でりんごの圧搾を手伝います。
ここではわらを敷き詰めた倉庫でりんごを保存していたので、ひとつひとつ、腐った部分を切り取りながらりんごを箱に入れて行きます。
部屋中りんごの香りで良いにおい♪
なんか子供の頃好きだったボールのプールを思い出してテンション上がってしまいました。
りんごの圧搾は24時間、時間をかけてじっくりと果汁を絞ります。
翌日にはりんごも半分くらいにつぶされています。
1トンほどのりんごから500リットルの果汁を絞り出すとこんなにぺったんこになってしまいます。
果汁を出し切ったりんご(とわら)はプレスから降ろしてコンポストにします...がその前に...
人間にとってはごみでもお馬さんには美味しいんですね。
絞った果汁は自然発酵させて、何度か澱引きをした後に瓶詰めします。
by maisey
| 2010-12-02 06:12
| フランスの日々
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